商品番号 2

農薬はもちろん有機肥料も使っていません。
自然の力、微生物の力だけでそだった生命力溢れるお茶。
微生物がつくった 大地めぐる はなまる茶

内容量:50g
¥ 1,058 税込
送料パターン (M) 770円※沖縄県のみ1650円
残りわずかです。

自然栽培なのに味がしっかり。
お茶本来の自然な味わい。

昔ながらの煎茶の風味をお楽しみください

茶袋を開けるとフワッと広がる爽やかでみずみずしい香り。
口に含んだ時の苦味・渋みはしっかり感じられるが、まろやかな口あたり。
すーっと苦味が抜けていき、後味にまろやかな旨味とほのかな甘味が残る。
そんな味の変化を楽しめるのがはなまる茶の特徴です。

「緑茶発祥の地だから歴史に倣ってチャレンジしよう」
先代の想いを繫ぐ...緑茶発祥の地で耕作放棄茶畑を再生

「青緑のお茶」が生み出されたのは、今から300年前、京都の山深く、宇治田原町湯屋谷でした。

天下一と名付けられた日本緑茶発祥の地で、1905年から100年以上続く老舗農家が行う耕作放棄地を蘇らせた無肥料・無農薬のお茶づくり。
農薬はもちろん有機肥料も使っていません。自然の力、微生物の力だけでそだった生命力溢れるお茶。それが『はなまる茶』です。

かつて海底だった土地での栽培。
今でも化石が出てくる?!

このはなまる茶が栽培されている土地は約1500万年前は海の底でした。今でもすぐ近くの土地の至るところから貝の化石が採掘されています。 自然栽培に適した肥沃な土地になっている一つの理由かもしれません。
多くの人が山壁から貝を採掘するので、崩れ防止のため採掘禁止になっているほど...。

健康に良いとされているお茶ですが...
実はお茶には農薬や除草剤を洗い落とす工程がないのを知っていますか?

様々な健康効果が報告され世界中でスーパーフードとして注目されているお茶。

嬉しい効果がたくさんありますが、実はこのお茶ができあがるまでの工程で農薬や除草剤を落とす工程がありません。
お茶ができあがるまでの農薬散布の回数は農家によって違いはありますが、基本的に3回以上散布するとのこと。
この農薬は粘着剤といわれる種類で、ノリのようなものです。雨が降ってもなかなか落ちるものではありません。
また、味を濃く・よくするためには、雑草に栄養を持っていかれないように除草剤で雑草を根絶やしにすることもありがちなんだとか。
そして、実はお茶になるまでの製造過程でこの農薬や除草剤を落とす工程がないのです。葉を収穫してそのまま蒸して乾燥させたものがお茶として販売されています。

そもそもなぜ農薬を使わないといけないのか?

お茶はもともと虫のつきやすい作物だとお話しされています。虫の害があると収穫量が減ってしまい、農家の生活にダイレクトに関わってきます。そのため農薬を使ってしっかりとガードする必要があるというのが一般的です。

そして、お茶の味を構成する「苦味、渋味、旨味、甘味」の4つの要素。
成分で言うと苦味、渋味はカテキン類やカフェイン。旨味、甘味はアミノ酸類や糖類。これらの成分バランスによってお茶の味が生み出されています。

お茶の味は、摘採時期、品種、生育環境、製造方法の違いによっても大きく異なりますが、味を決める大きな要素になるのが肥料なのです。
”お茶の味は肥料で作られる”と言っても過言ではありません。 そのため、お茶づくりには肥料を大量に入れるのが一般的です。肥料を多用するため、害虫が発生しやすくなり、その結果農薬の使用量が多くなってしまいがちです。

肥料を使わないとお茶の味が薄くなる?!

お茶栽培では、肥料が味を決める大きな要素になっているため、肥料を使わないと味が薄くなってしまいます。
お茶の品評会などでは味に違いをだすため肥料をたくさんいれるのが一般的だといいます。そのため肥料を入れない自然栽培茶では「味が薄い」といわれることも多くあるそう。

そんな中で『はなまる茶』はあえて有機肥料も入れず自然が生み出す煎茶そのものの味を味わっていただけるようにしました。(有機肥料をいれない理由はのちほどご説明しますが...)

そのために着目したのが半世紀以上前に植えられ手付かずのまま耕作放棄されていたお茶畑でした。

肥料を入れなくても、農薬を使わなくとも力強くイキイキと育つ自然の茶の木が大切なことを教えてくれていました。

対処療法的に農薬や化学肥料を使うのではなく、
茶の木の生命力を上げる

半世紀以上前に植えられ手付かずのまま耕作放棄されていたお茶畑。

肥料もいれず、農薬も使わず、雑草も生え放題。
それなのに新芽がいきいきと芽吹いていました。そして、食べられるはずの新芽にはほとんど虫がいませんでした。
人間も病気になったら薬や抗生物質を使ったり、注射を打って予防したりします。くすりは、あくまでも人間がみずからの力で病気やけがを治(なお)すための助けとなるものです。 くすりを上手に用いることで、私たちがもっている自然治癒力を回復させることが、本来の役目です。
免疫力が低下すると、くすりの力を借りないといけないこともありますが、初めから薬に頼るのではなく、普段から健康的な食事をいただき、生活を見直すことで体を強くしたいものです。

これは人間に限ったことではありません。お茶の木も同じです。
人間が病気になったらくすりを使うように、茶の木に虫がきたら消毒・農薬を使い、栄養を行き渡らせるために除草剤で雑草を根絶やしにし、化学肥料を大量に使う。
そうではなく、お茶の木の生命力を上げることで虫にも強く、自然に備わっている生態系からしっかりと栄養を吸収できるようにする。

耕作放棄地ですくすくと育つ茶の木が教えてくれたこと。
それは、「本当に健康な植物は土から生まれること、そしてそれを手に入れるためには、微生物が育ちやすい環境を整えることが必要だ」ということでした。
耕作放棄された茶畑では、人間が手を加えなくとも、豊富で多様な微生物たちが動植物遺体の分解、お茶の木に必要な養分供給、炭素や窒素の貯蔵などの機能を担い、生態系を支えていました。

自然の力を活かし持続可能な農業を実践
入れるのは落ち葉だけ
微生物いっぱいの土づくり

化学肥料や農薬・除草剤を投入すると、土の中の微生物の生態系が崩れて、土中に無数に存在するはずの豊かな生命が死滅していってしまいます。
はなまる茶の畑に入れるのは落ち葉だけ。微生物のエサになると同時に雑草を予防する天然のマルチの役割も果たします。微生物の働きのおかげではなまる茶の茶の木は成長に必要な栄養素を自然からいただき新芽を芽吹かせます。

微生物の多様性が支える
人にも動物にも環境にも優しい農法

  • 虫、病気対策として農薬を撒くこともありません
  • 雑草対策に除草剤を撒くこともありません
  • 化学肥料を使わないので微生物の生態系を壊すこともありません

そしてはなまる茶は有機肥料も使っていません。肥料をあえていれないのには微生物の生態系を損なわず自然の力をいかんなく引き出す永続的な農業を継続するため。自然の力を活かして育てた茶の木は、それ自身に力があります。

そして、肝心な味わい。
自然栽培茶には「味が薄い」という課題がありますが、このはなまる茶は、渋み・苦味もしっかりありつつ、まろやかで飲みやすい味わいです。

安全と美味しいの両立。
収穫時のこだわりで実現。
微生物が作ったお茶本来の自然な味わい

安全だけでは物足りない。味にも妥協はありません。安全と味わいを両立させるためのこだわりが収穫時にありました。

お茶の収穫量を増やそうと思うと、新芽がしっかりと大きくなってから摘み取るのが基本です。しかし、新芽は大きくなると味が落ちてしまいます。葉が大きくなるにつれ体積あたりの栄養成分の密度が下がってしまうためです。
そこではなまる茶は、新芽が大きくなる前の最良のタイミングで摘み取ります。そうすることで、しっかりと濃い味わいにすることが可能となりました。皆様に安全かつ美味しく召し上がっていただくために 収穫量は減ってしまいますが、質にこだわりました。

お茶の歴史と日本の伝統文化を継承する為に
現在も放棄された茶畑の再生に取り組んでいます。

現在の日本では農家不足が懸念されていますが日本の伝統食であるお茶も例外ではありません。こうした茶農家の高齢化により、栽培・管理を放棄される茶畑が全国で急増しています。 特に山間地では、景観の悪化や野生動物の侵入と言った環境問題だけでなく、防災上の理由からも放棄茶畑の対策が急務となっています。

耕作放棄された茶畑は、高いもので3m以上になり、木の枝が絡み合い足場が悪いところも多く、伐採作業はかなりの重労働です。 お茶の歴史と日本の伝統文化を継承する為に現在も放棄された茶畑の再生に取り組んでいます。

美味しい飲み方をご紹介

ほっと一息つきたいとき、体とこころを労りたい時に。いつもの一杯に「はなまる茶」を取り入れてみませんか?